焙煎にこだわるナッツ屋さん
こんにちは、ナッツマイスターの岡本(@mynuts_onegrain)です!
近年、間食としてTVやYouTubeでも話題になっているナッツですが、別名「天然サプリメント」と呼ばれるぐらい栄養素が豊富に詰まっているのはご存知でしょうか。
本記事では、ミネラルの1つであるリンに注目して、どのナッツにリンが多く含まれているのか調査してランキング化しました。
それではどうぞ!
早速、結論になりますが、以下12種類のナッツに含まれているリンを調査して比較・ランキング化させました。
今回、調査対象としたナッツは以下12種類です。
【リンの含有量を調査した12種類のナッツ】
早速、見ていきましょう。
それではどうぞ!
【ナッツ類のリン含有量ランキング】
順位 | 品名(100g当たり) | リン(mg) |
1位 | かぼちゃの種 | 1,100 |
2位 | ひまわりの種 | 830 |
3位 | ブラジルナッツ | 680 |
4位 | 松の実 | 550 |
5位 | カシューナッツ | 490 |
6位 | アーモンド | 480 |
7位 | ピスタチオ | 440 |
8位 | ピーナッツ | 390 |
9位 | ヘーゼルナッツ | 320 |
10位 | くるみ | 280 |
11位 | ピーカンナッツ | 270 |
12位 | マカダミアナッツ | 140 |
どのナッツにリンが豊富に含まれているのかがわかったところで、ここからはミネラルの1つであるリンについての基礎知識を解説していきます。
ここで解説することは大きく以下3つ。
上記3つの基本的な知識について学んでいきましょう。
それではどうぞ!
リンとは5大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)のミネラルに属する栄養素です。
【参考イメージ】
大前提として、リンは体の健康において絶対的に必要な栄養素です。←こことても重要です。
リンの働きは主に以下3つと考えられています。
より、リンについて理解を深める為にも以下のポイントは抑えておくと良いでしょう。
現代の日本人はリンの摂り過ぎが懸念されていますが、実際数値として見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
ここでは、厚生労働省が1年ごとに公表している国民健康・栄養調査のデータを元に、リン1日の目安量と比較させていただきました。
早速、どうぞ!
【日本人リンの平均摂取量と一日の推奨量を比較(男女・年代別)】
年齢 | 男性(平均摂取量) | 男性(目安量) | 女性(平均摂取量) | 女性(目安量) |
1〜6歳 | 728 | 500〜900 | 650 | 500〜800 |
7〜14歳 | 1,128 | 900〜1,200 | 1,014 | 800〜1,000 |
15〜19歳 | 1,181 | 1,000〜1,200 | 985 | 800〜900 |
20〜29歳 | 1,066 | 1,000 | 837 | 800 |
30〜39歳 | 981 | 1,000 | 852 | 800 |
40〜49歳 | 1,052 | 1,000 | 916 | 800 |
50〜59歳 | 1,053 | 1,000 | 917 | 800 |
60〜69歳 | 1,127 | 1,000 | 1,012 | 800 |
75歳〜 | 1,157 | 1,000 | 903 | 800 |
リンは一日の耐用上限量(一日の限界量)が3gと定められており、これを超えてくると過剰症の症状がでる恐れもあると言われているので、日頃の栄養管理は注意しておきましょう。
リンは肉類や魚などたんぱく質が豊富な食品に多く含まれていますが、それ以外にもインスタント食品や加工食品などにも多く含まれています。
通常の食生活をしていれば不足に陥ることはないと考えられていますが...
以下に当てはまる方は、リンの過剰症や欠乏症について注意しておくと良いです。
早速、『リンの過剰摂取による症状』と『リン不足による症状』の2つパターンに分けてみていきましょう。
それではどうぞ!
リンの過剰摂取による主な症状は以下の通りです。
先ほどもお伝えした通り、通常の食生活を行なってさえすればリンの欠乏症はほとんど起きることはないと考えられていますが、不足した場合、主に以下の症状がでると言われています。
どのナッツにリンが豊富に含まれているのか?また、リンの基礎知識はわかりやすく学べましたか。
当ブログではナッツに含まれている栄養素をはじめ、ナッツに関わるよくある疑問や最新の研究などをできるだけわかりやすくまとめております。
また、当店はナッツ専門店も運営しており、こだわったナッツをご提供しております。
是非一度、『Myナッツ』のナッツを食べていただけると嬉しい限りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。