焙煎にこだわるナッツ屋さん
こんにちは、ナッツマイスターの岡本(@mynuts_onegrain)です!
日本人が不足しがちな栄養素の一つとしてカルシウムが挙げられます。
カルシウムは骨や歯をつくる為にとても重要な栄養素の一つでもあります。
本記事では、合計12種類のナッツに含まれているカルシウムを比較してランキング化させていただきましたので、どのナッツ類にカルシウムが豊富に含まれているか確認できますよ!
早速、見ていきましょう!
今回、調査対象としたナッツ類は以下12種類です。
【カルシウムの含有量を調査したナッツ12種類】
本サイトでは、情報元をとても大事にしていることから、文部科学省が発行している『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』を元にまとめております。
安心してご参考になさってください!
それではどうぞ!
【ナッツ類に含まれるカルシウムランキング】
順位 | 品名(100g当たり) | カルシウム(mg) |
1位 | アーモンド | 260 |
2位 | ブラジルナッツ | 200 |
3位 | ヘーゼルナッツ | 130 |
4位 | ピスタチオ | 120 |
5位 | くるみ | 85 |
6位 | ひまわりの種 | 81 |
7位 | ピーカンナッツ | 60 |
8位 | ピーナッツ | 50 |
9位 | マカダミアナッツ | 47 |
10位 | かぼちゃの種 | 44 |
11位 | カシューナッツ | 38 |
12位 | 松の実 | 15 |
ちなみに、牛乳100g当たりのカルシウム量が125mgであることから、単純に同じ容量だけみたらアーモンドは特にカルシウムが豊富と言っても過言ではないでしょうか。
「カルシウムと言えば牛乳!骨や歯に良いんだよね...!」というイメージは誰もが持っているかと思いますが、ここではもう少し具体的にカルシウムについて学んでいきましょう!
なるべく専門的な用語は使わずにわかりやすく解説をしていきます。
こちらでの解説は大きく3つ!
早速、どうぞ!
カルシウムとは、5大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)のミネラルに属します。
【参考イメージ図】
人間の体の約5%がミネラルで構成されていると言われてますが、中でも最も多く含まれているのがカルシウムです。
一般的にすでに知れ渡っていますが、カルシウムの主な働きは骨や歯をつくること!
よりカルシウムの理解度を深める為にも、以下2つのことはしっかり抑えておきましょう!
ちなみに、牛乳のカルシウムの吸収率は約40%と言われていますが、牛乳にはカルシウムをより吸収しやすくする為の成分、カゼインホスホペプチド (CPP)が含まれている為です。
「日本人はカルシウム不足!!」なんてよく言われてますが、実際に数値としてどれだけカルシウムが不足しているのか見たことがある人は少ないかと思います。
ここでは毎年、厚生労働省が発行している国民健康・栄養調査から『どれだけ日本人はカルシウムが不足しているのか? 』と『カルシウムの一日摂取目安量』を比較していきます。
早速、どうぞ!
【日本人カルシウムの平均摂取量と一日の推奨量を比較(男女・年代別)】
年齢 | 男性(平均摂取量) | 男性(推奨量) | 女性(平均摂取量) | 女性(推奨量) |
1〜6歳 | 446 | 200〜600 | 391 | 200〜550 |
7〜14歳 | 676 | 600〜1,000 | 594 | 550〜800 |
15〜19歳 | 504 | 800 | 454 | 650 |
20〜29歳 | 462 | 800 | 408 | 650 |
30〜39歳 | 395 | 750 | 406 | 650 |
40〜49歳 | 442 | 750 | 441 | 650 |
50〜59歳 | 471 | 750 | 472 | 650 |
60〜69歳 | 533 | 750 | 539 | 650 |
75歳〜 | 585 | 700 | 574 | 650 |
※参考元①:日本人の食事摂取基準2020年版-厚生労働省
※参考元②:国民健康・栄養調査(2019年)-厚生労働省
※カルシウム(単位)mg
ちなみに、以下の記事では年代別・性別に分けて一日に必要とする各栄養素を一覧で見れるようにしておりますので、是非ご参考にしてみてください。
→三大栄養素|日本人の食事摂取基準(2020年版)まとめ
体に必ず必要と言われるカルシウムではありますが、過剰摂取や不足には問題があります。
ここでは、「カルシウムの過剰摂取における症状」と「カルシウム不足による症状」の2つのパターンで見ていきましょう!
一般的に、カルシウムの過剰摂取による症状は以下と言われています。
【カルシウム過剰摂取による症状】
日常的に、サプリメントを摂取している方はご注意くださいね!
国民健康・栄養調査からほとんどの年代・性別でカルシウム不足が起きていることからも、多くの方はこちらをご注意ください!
【カルシウム不足による症状】
特に閉経後の女性は、カルシウムの吸収率が減る為、カルシウム不足に陥りやすく、骨粗しょう症になることが多いと言われています。
また、妊娠中もカルシウムが不足しがちな傾向にあるのでご注意ください!
ナッツに含まれているカルシウムランキングやカルシウムの基礎知識についてはわかりやすく学ぶことはできましたでしょうか。
当ブログでは、ナッツに関わる栄養素のことや、豆知識、最新の研究結果などをわかりやすく解説をしています。
ナッツで気になる疑問がありましたら、是非『Myナッツ』で調べてみてください!
日々、最新の正確な情報をお届けできるように頑張っていきます!
また、当ショップはナッツ専門店でもあります!普段からナッツを食べている方は、是非『Myナッツ』のナッツを食べていただけると嬉しい限りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。