こんにちは、ナッツマイスターの岡本（@mynuts_onegrain）です！
ナッツ類は栄養価が高く、ダイエットや健康維持にも優れているスーパーフードです。
本記事では、栄養素の中でもミネラルの1つである『銅』に注目して、どのナッツに多く含まれているのかランキング化しました。
それではどうぞ！
早速、結論にはなりますが、以下12種類のナッツに含まれる銅（ミネラル）を比較してランキング化しました。
今回、調査対象とした12種類のナッツは以下...
【銅の含有量を調査した12種類のナッツ】
早速、見ていきましょう！
【ナッツ類の銅含有量ランキング】
| 順位 | 品名（100g当たり） | 銅（mg） |
| 1位 | ブラジルナッツ | 1.95 |
| 2位 | カシューナッツ | 1.89 |
| 3位 | ひまわりの種 | 1.81 |
| 4位 | ヘーゼルナッツ | 1.64 |
| 5位 | 松の実 | 1.30 |
| 6位 | かぼちゃの種 | 1.26 |
| 7位 | くるみ | 1.21 |
| 8位 | アーモンド | 1.19 |
| 9位 | ピスタチオ | 1.15 |
| 10位 | ピーカンナッツ | 0.84 |
| 11位 | ピーナッツ | 0.69 |
| 12位 | マカダミアナッツ | 0.33 |
※100g当たりの成分量 ※銅の単位（mg）
※参考元：日本食品標準成分表2020年版-文部科学省
どのナッツ類に銅が最も多く含まれているのかは理解できたかと思います。
ここからは、ミネラルの1つである銅の基礎知識についてわかりやすく解説をしていきます。
ここで解説することは大きく3つ！
それでは、早速見ていきましょう！
銅とは、5大栄養素（炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル）のミネラルに属します。
【参考イメージ】
銅の主な働きは、鉄の働きをサポート、骨や血管の成長を助けたりとあらゆる面で力を発揮します。
銅について以下2つのポイントを抑えておくと良いでしょう！
銅の基礎知識を抑えたところで、次に現代人の銅の平均摂取量と一日の目安量を比較していきます。
それではどうぞ！
【日本人銅の平均摂取量と一日の推奨量を比較（男女・年代別）】
| 年齢 | 男性（平均摂取量） | 男性（目安量） | 女性（平均摂取量） | 女性（目安量） |
| 1〜6歳 | 0.71 | 0.3〜0.4 | 0.66 | 0.3〜0.4 |
| 7〜14歳 | 1.11 | 0.4〜0.8 | 1.0 | 0.4〜0.8 |
| 15〜19歳 | 1.29 | 0.9 | 1.05 | 0.7 |
| 20〜29歳 | 1.14 | 0.9 | 0.90 | 0.7 |
| 30〜39歳 | 1.15 | 0.9 | 0.96 | 0.7 |
| 40〜49歳 | 1.15 | 0.9 | 0.98 | 0.7 |
| 50〜59歳 | 1.21 | 0.9 | 1.03 | 0.7 |
| 60〜69歳 | 1.27 | 0.9 | 1.15 | 0.7 |
| 75歳〜 | 1.32 | 0.8 | 1.19 | 0.7 |
上記の指標は、 厚生労働省が5年ごとに発行している日本人の食事摂取基準2020年版と国民栄養・健康調査2019年版のデータを参考にして作成しておりますので、安心してご参考になさってください。
なお、国民健康・栄養調査のデータにつきましては、コロナウイルスの影響により中止されていますので、2019年のデータを元にしております。
ちなみに、 以下の記事では銅だけでなく、その他ミネラルやビタミン、3大栄養素（炭水化物、たんぱく質、脂質）の一日の目安量もまとめておりますので、ご興味がある方は是非ご参考にしてみてください。
→日本人の食事摂取基準（2020年版）まとめ
どの栄養素に限ってもバランスを考えて摂取してこそ、身体の健康維持ができます。
ここでは、『銅の過剰摂取による症状』と『銅の不足による症状』2つのパターンで見ていきましょう。
まずは、銅の過剰摂取による症状です。
先ほどもお伝えした通り、基本的に通常の食生活さえ送っていれば過剰症の心配はありません。
また、銅の特性上、摂取量が少ない時は吸収率が高く、摂取量が多い時は吸収率を少なくしてくれる為、過剰症の心配はないと現時点では考えられています。
一方で、 銅不足による欠乏症は以下の通りです。
どのナッツに多く銅が含まれているのか？また、銅についての基礎知識はわかりやすく学ぶことはできましたか。
当ブログでは、ナッツに含まれている栄養素のことや豆知識、最新の研究結果などをわかりやすくまとめております。
同時に、現在はネット限定ではありますが、『Myナッツ』というナッツ専門店を運営しております。
日頃からナッツを食べている方は、是非一度は食べていただけると嬉しい限りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
